まだまだ世界は終わらない

今から始めてみればいいじゃない

【嵐メンバーのタイプ考察】相葉雅紀さん

まず前提として、あくまでテレビ、ラジオ、雑誌その他諸々の言動やエピソードなどの露出から窺い知れる範囲での推測となります。

 

そして私の主観、独断的な解釈にすぎないので、「こんな心理機能を使ってるのかな?」という想像のきっかけにでもしてもらえればうれしいです。

 

では前置きはそろそろ以上として始めていきましょう。

 

最初は、このお方、今をときめくスーパーアイドル相葉ちゃん!

…神風の順番(AMNOS)でいこうと思います。

 

相葉さん:ESFP(Se-Fi-Te-Ni)

結論から申し上げると、相葉さんはSe(外向感覚)おばけ(!)です。

 

元気、ファッションセンスに優れる、笑顔!というパブリックイメージはSe全開なところからきていると言っても過言ではないと思います。某メンバー曰く「新しいものを与えておけばいい」、新しいものはなんでもやってみる、できてもできなくても楽しい!というようなパワフルでエネルギッシュなところもSe極振り感が凄まじいです。

 

ただ、活発で社交的に見えるのでなんでも人に打ち明けられるオープンな感じなのか、というとそのようなことはなく、ここには補助機能のFi(内向感情)により「悩みは基本的に一人でなんとかする」(本人談)ので、有り体に言うと「弱っているところを見せないようにする」のです。

 

外部から認識できる心理機能(末尾「e」が外向きの機能)がSe(外向感覚/主機能)とTe(外向思考/代替機能)なので、「嫌なことがあってもネチネチ言わない」など、よく言えば爽やか、言い換えれば若干ドライな印象を与えます。

 

と、唐突にまくし立てられても、ESF…?なんだそれは… というところかと思います。

SeとかFiなど、文中に出した心理機能について、以下で説明していきます。

 

 

 

 

ESFPの使用する心理機能はこちら。順番にみていきましょう。

心理機能:Se-Fi-Te-Ni

主機能

補助機能

代替機能

劣等機能

Se(外向感覚)

Fi(内向感情)

Te(外向思考)

Ni(内向直観)

主機能→補助機能→代替機能→劣等機能 の順番で、左にいくほど得意、右に行くほど使うのが苦手な機能です。

 

かなり大雑把に言うと、私たちは基本的に「主機能」と「補助機能」を使用して生活しています。そして多くの場合、これらが各自の個性や特色ととらえられます。

 

しかし、その主機能と補助機能だけでは上手くいかない場面に遭遇したり、主機能、補助機能が働かせられない状況に置かれたときに、3番目以降の代替機能、劣等機能が引きずり出されます。右に行けばいくほど使うのが苦手な機能になってしまうので、苦手な機能を使わなければいけないとき、大抵の場合はストレスを感じたり、大変な思いをしたり…そして、使えたとしてもあまりうまく使いこなせないので、「この機能を使うのは苦手だ!」と痛感します。

 

各メンバー考察では、それぞれの向性(EかIか)、それぞれの得意な「主機能」と「補助機能」について紹介していければと思います。

 

E:外向型

あの誰もが認めるであろう快活さ、人懐っこさ、元気のよさは外向タイプとしていいと思います。ファッションや漫画など、流行りに敏感でモノにする感度も機動力も抜群。仕事で知り合った同業の先輩など、ちょっと怖そうな(語弊)方でも、その懐に飛び込めるようなところは、外向型ならではの持ち味でしょう。

 

主機能:Se 外向感覚 まずは行動!アイドル性抜群のSeおばけ

外向型なので、トップにくる主機能は外向きの機能になります。

 

Seというのは、「感覚(Sense)」を「外向き(Estraverted)」に使用する、ということになります。

 

Sと対になるのがN(直観)なのですが、N型の人が「物事の裏側」「今こうなってる原因」を気にしがちなのに対し、S型は「物事・行動そのもの」「今起こっている現実」に重きを置きます。わかりやすくいうと、「考えるより動く!」「とにかくやってみよう!」という表現がぴったりくる感じですね。

 

相葉さんはとにかく人と交わる場において陽気で派手、アイドル性抜群ですね。

 

元気、ファッションセンスに優れる、笑顔!みたいなパブリックイメージはこの主機能Seの強さからきていると思います。

 

自分が実際に何か行動を起こして影響を与える、現実に働きかけることが得意な力強さがあります。

なので、たとえば番組を持つにしても、色んな土地に直接行ってロケをしたり、料理をしたり、スポーツしてみたり、動物と触れ合う、収穫する…ということがとても似合っていて得意というのも納得ですよね。

 

Seが強いので、自分のおかれている環境・状況なんかを詳細まで瞬時に把握することに長けています。

 

以前「嵐にしやがれ」にて、知恵の輪を一番乗りでクリアしたのも、Se優位から空間認識能力が鍛えられていたということも考えられるかもしれません。ああいうものはとにかく全通り実際に試す(手を動かしてみる)のが手っ取り早いですからね。

 

趣味とすることも草野球チームを作ってプレーしたりゴルフにハマったり、マニュアル車を運転したり(かっこよすぎてヤバイですよね)現物に働きかけるようなことがお好きなところにも表れていると思います。

 

2004年時点での「トップになるって夢、絶対叶えようね」という発言でメンバー全員を鼓舞したのも、Seを主機能に持つ相葉さんだからこそ、周囲に強く働きかける力となったことにも結び付いていそうです。最近の出来事としても、VS魂メンバーに「主題歌やろう、それでFNSに出よう」という発言は、自分だけでなく、周囲も巻き込んでどんどん動かしていこうという、彼が大変優れたSeを持ち、発揮していることを感じさせてくれるエピソードです。

 

この周囲に働きかけるというSeの性質、「楽しいから笑うのではなく、笑うことで楽しくなる」「その場にいるだけで周りが楽しい気持ちになる」「明るい」という相葉さんの流儀に現れているんですよね!

 

二宮さんの「彼には新しいもの与えておけばいい」発言からも読めるように楽しそうなこと新しいものなんでもやってみる、そしてできてもできなくても楽しい。「全力でやればたとえ結果が思わしくなくても後悔はしないはず」というのはSP型、楽しいことを外の世界にガンガン求めていくESFPの最たるところだと思いました。

※二宮さんご自身もSP型、Seを補助機能で使用するタイプなのですが、主機能でSeを使用する相葉さんとはまた働き方が違うので、二宮さんの考察の記事でご説明したいと思います。 

 

補助機能:Fi 内向感情 ちょっとミステリアス…?

感情(F)を内向き(i)に使用します。自分のモチベーションや価値観、感性を扱う機能で、情け深さ、感情移入、共感する能力に結びついています。F(感情)の対になるのはT(思考)で、Tは正しい情報、明白な原理原則を重視します。嵐のメンバーにもT型の方が(私の見立てでは)いらっしゃるので、T(思考)についてはTi(内向思考)、Te(外向思考)あわせてそのときに詳しく説明できればと思います。

 

…Fについてのお話に戻りましょう。

 

相葉さんが補助として使用するFi(内向思考)ですが、内向きの機能であるため表出しません。補助機能なので目的や最終的な決断は行わないので、たとえば「悩み事は一人で解決する」というような面に現れるなど、「ライトなことは言うが、本当のことは絶対に言わない(終わってから言う)」(風間ぽん談)というエピソードからの読み取れるように、基本的には水面下で使用されます。F(感情・倫理)というのは「人の価値観(好悪など、人がどう感じるか)」を尊重する機能なのですが、それが内向き(Fi)か外向き(Fe)かで働きが異なります。

 

相葉さんの補助機能の場合はFi(感情機能を内向きに使う)なので、Fe(外向き)が他者=他者理解に向かうのに対し、Fi(内向き)は自分自身の内面に向かいます。他者理解はつまり人に寄り添おうとする、共感を目指すのに対し、内面に向かう場合は「人ぞれぞれ(多様性)」という方向性になるのです。また、内向きなのであくまで主観的な判断であり、直接行動に現れたり、言動という形で外向きに表現されたり、ということはしないのも大きな特徴といえます。……「悩みは基本的に一人でなんとかする」「本当の悩みは絶対に言わない」という、心の中での線引きみたいな快活さの影に見え隠れするミステリアスに見えるところはこの補助機能からきていそうですね。

 

そして、相葉さんのFiは補助機能なので、主機能であるSeの目的を達成するために使われます。

 

ISFP(大野さんがこのタイプだと思われますので、のちほど詳しく説明します)、ESFPに共通するのは刹那主義、平和主義、趣味人というような点…というのも、世間体がどうのこうのというのは関係なく自分が好きだと思う(Fi)ことで、今の瞬間を楽しむ(Se)という機能を共通して持っているからなのですが、ESFPがSe(今この瞬間を楽しむこと自体)が最優先(主機能なので)のに対し、ISFPは自分の価値観、世界観が最優先となり、あくまでFiを補助するためにSeを使用するという順序になります。同じFiを優勢で使うタイプでも、ESFP(相葉さん)が大勢で賑やかにしていそうなのに対し、ISFP(大野さん)のコミュニケーションの対象を本当に気心の知れた人物に限っている印象…となるのは、この2つの機能の優先順位が違うからなのです。

 

…相葉さんの心理機能説明記事なのに大野さんの話をだいぶ持ち出してしまいました()

 

そんな元気いっぱい、時にミステリアス…な相葉さんですが、他のメンバーから「(ああ見えて意外と)人見知りなところがある」という言われ方をするのも、長い時間をかけないことには見えてこないFiがよほど第一印象やパブリックイメージと違ったため、深堀された際に話に出そうと思ったのだろう、と思います。

 

いつぞやのレコメンアラシリミックスにて、「別に(自分は)人見知りというわけではない」「すべての人と同じように仲良くする必要はないはず」という発言をしていたので、ちゃんとFiを使用されているなあと思いました。

 

代替機能:Te 劣等機能:Ni 頑張れば使えます/持ってるけど苦手

ここまで、お得意な主機能、補助機能について語ってきましたが、あまり得意でない機能についても少しだけ触れておこうかなと思います。

 

劣等機能のNiですが、これは主機能のSeと真逆の機能で、意識に上っている4つの機能の中では、最も不得意といわれる機能になります。

 

Niというのは内向直観(直観を内向きに使用)といって、Seの「今この瞬間のできごと」の対、「今の行動が後々どのような影響を及ぼし、どういう状況となっていくか」ということに意識を向ける機能になります。…わかりにくいですね。5年後、10年後どうなっているか?とか、何やら、「本当にそんなことが実現できるのかな?」みたいなことを時間をかけて現実のものにしていく機能です。

 

この記事に辿り着くであろう皆様に想像しやすいたとえをすると、

 

「俺ら5人で7万人幸せにする」にはどうするか?

 

みたいなことです。

 

…なるほど!!!!!(となってくれたら嬉しい)

 

たとえば、目の前の1人を喜ばせるなら、そこまで長い時間や計画は必要ではない(もちろん、一世一代のプロポーズとか、ある程度計画を練る必要がある場合もありますが)と思えますが、7万人だとそうはいかない感じがしますよね。そのような大変そうな、壮大なことを、何年もかけて編み出す機能がNi(内向直観)なのです。

 

もう察しはついているかもしれませんが、嵐にはこの「Ni」を使うメンバーがいますので、そのお方の記事でじっくりと説明したいなと思います。(お気付きの方もいらっしゃるでしょうが…)

 

ちょっと話がそれてしまいましたが、このNiがあまり得意でない、となると、「今はまだ分かりようもない先のことを考える」みたいなことはあまり得意ではなく、「今目の前にあることを重要視する」ということに特化するわけです。

後々のことを重要視しない、周囲にそういう視点があるとあまり察せないので、「微妙に察し(勘みたいな)がよくない→天然っぽい」愛されキャラを醸し出す一因なのかなあなんて思いました。可愛いですね。

 

そして代替機能(第三機能とも呼ばれます)のTeですが、これは客観的な事実をもとに物事を判断する機能で、ルールや規則などを重視します。わかりやすいところでいうと上下関係なんかもそういう規則に含まれます。Fiと対をなす機能なので、Fiが、周りからどう評価されるかなんて関係ない、とするのに対し、「優れている」「勝つ」というような、客観的な評価(点数とか)にこだわりがちです。そのような性質の心理機能なので、Teが強く出ると評価されること(出世することなど)に意欲的であるなど、なかなかに賢そうなイメージになります。

 

相葉さんはこのTe(外向思考)を代替機能に持っています。主機能で持っている人(嵐メンバーにはTeを主機能で使用する方がいます。お楽しみに…)ほど自在ではないですが、「乾杯のときのグラスの高さに気を配る」など、折に触れて上下関係に気を配ろうとするところ、「実は指示出しとか説明がかなりうまい」(先日放送の関ジャムゴールデンでの松本さんの発言より)は、Teを結構使えている・もしくは意識的に使おうとしているためだと思われます。

 

外部からの評価を気にする機能なので、主機能のSeとあいまって「力を欲する」「人気者になる」みたいな部分で、良い影響をもたらしているとも言えます。

 

P:知覚型

嵐のメンバーは判断型(末尾がJ)2人、知覚型(末尾がP)3人のバランスなのですが、相葉さんは主機能Se(外向感覚←知覚機能)ということで、知覚型です。

J型と比べ、柔軟で瞬発力に優れるイメージです。

 

…といいつつ、ESFJかESFPで結構悩みました。

ESFJ型の場合、心理機能はFe-Si-Ne-Tiとなり、主機能がFeとなるわけで、たしかに「盛り上げ役」「周囲の期待に応えようとする」ようなところは辻褄が合いそうかな?とも思ったのですが、相葉さんの主機能はFe(外向感情)か?というところを検討する上で、Voyageのエピソードがひとつ引っかかったのです。

Voyageの相葉さんの回で、「そのとき求められるものに合わせているうちに本当の自分がわからなくなった」と話していましたよね。相葉さんはこのことを「苦しかったこと」として語っているのです。主機能というのは特に努力して意識することなく、自然と使用することができ、なおかつ得意な機能なので、Feっぽい状態に対して居心地の悪さを感じていた、というこのエピソードから、ESFJの線はないかなあと考えました。

ESFP型であり、本来的には補助機能でFi(内向感情)を使用するはずの相葉さんがなぜ「Feっぽい状態」に苦しむことになってしまったのかというと、「不健全な状態」に陥っていた可能性があります。

MBTIにおいて、不健全な状態である心理機能スタックというものがあり、その中に「補助機能反転」があります。これはその名の通り補助機能の内向・外向が反転してしまうということなのですが、本来的にはESFP(主機能Se、補助機能Fi)のはずが、補助機能も外向のFeとなってしまい、過度の外向状態として、内向・外向のバランスが崩れて辛い状態…となってしまうわけです。

「本当の自分がわからなくなった」と、辛い状態として相葉さん本人が話しているので、おそらく、様々な要因から過度が外向状態で、自分の内側に意識を向けられない状況になってしまっていたんじゃないかなあと思いました。芸能界の第一線で長年戦うって生半可なことじゃないですよね……。本当にすごいことです。

 

という感じで、心理機能のスタックの可能性や、気質論を切り口にESFPと考えることにしたのでした。(SJ型ではなく、SP型のほうがしっくりくる)気質論についてはいずれ触れようと思いますので、しばしお待ちを…

 

 

まず第一弾、相葉さんの心理機能考察記事は以上となります。

ESFP、いいですよね。XSFP特有の純真さを忘れずに持ちながらも、Se、Teという力強さを発揮しているところが大変にときめくな~と思いながらいつも応援しています。

生き馬の目を抜く芸能界の第一線にいながら、Fiという機能を大事に持っているのもとてもすてきだなと思います。得意なSeで仲間にも恵まれていて頼もしいです。これからも力強く輝き続けてほしいですね!!!

 

お次はかける情熱いつも抜群なあのお方を考察させていただきます。

よろしければまたお付き合い下さい!