まだまだ世界は終わらない

今から始めてみればいいじゃない

【嵐メンバーのタイプ考察】櫻井翔さん

考察記事も5発目!!!!!

 

神風の順番(AMNOS)のS、櫻井さん!!

 

 

櫻井さん:ENTJ(Te-Ni-Se-Fi)

MBTI、タイプ=性格というわけではないのですが、16通りのタイプそれぞれの持つ雰囲気を見渡して、その中でも下っ端適性ZEROのリーダータイプといろんなところで言われている…そんなENTJです。

学歴がどうこう、ということをわざわざ持ってこなくても、やはりずば抜けて賢く教養があり、では優等生か?といわれると即首肯するのも違うような、今でも時折顔を出す反骨精神……。

知覚機能違いのESTJ(Te-Si-Ne-Fi)という考察もあるようで、こちらも当てはまるような気がしなくもないのですが、彼がガッチガチのESTJだったらジャニーズを続けるということに打って出ることはなかったんじゃないか…と思うわけです。今でこそ芸能人でも高学歴はアドバンテージとみられるようになってきましたが、1990年代は全然そんなことはなかった時代だと思います。とにかく芸能界にあえてい続けなくても、というかそれ以外の道の方が堅実であったであろうことは、主機能にTeを持つ本人が一番よくわかっていたはずなので。

 

これはね…面白いですよ~~!!(ハードルを上げていくスタイル)

ではいきましょう!

 

 

 

ENTJの使用する心理機能はこちらになります。

心理機能:Te-Ni-Se-Fi

主機能

補助機能

代替機能

劣等機能

Te(外向思考)

Ni(内向直観)

Se(外向感覚)

Fi(内向感情)

 

E:外向型

公私共に広く人間関係を築き、積極的な交流をしている点から、外向タイプとして間違いなさそうです。「客観的な事実を正確に広める」報道に熱心に取り組んで物にしていっているところも大変外向的だなと思います。

ただ、あくまで主機能はTeなので、興味のベクトルが「人」or「物、知識」なのかといえば後者でしょう。

 

主機能:Te 外向思考 上昇志向!!!!!

思考(理屈)を外向きに使います。外向きなので、自分の中ではなく、あくまで外の世界での理論に注意が向き、それらの価値観(一般に広く理論的な価値が認められている)に照らして物事を判断しようとする機能です。

前記事で考察した二宮さんもTの機能を主機能に持ちますが、二宮さんの場合はTi(内向思考)なので、ベクトルが異なります。

 

外向判断機能(TeとFe)はマイナスよりプラスである方がいいと考える機能なので、価値が高いことを求めます。そのため判断基準が明瞭に規定された基準において、定量的に高く評価できることに価値を見出します。

具体的には、できないことがあるならできるように努力する、所属している職場でなるべく高い評価を得て高い地位へ上がる、たくさんの仕事をこなせるように働くなど、客観的な評価を高められるように動きます。

 

櫻井さんは「自分がデビューすることで、デビューの夢を絶たれる者がいる(ので、その人の分まで頑張らなければいけない)」という観点で自らの活動を語っていますが、これは大変に客観的な視点で、まさしくTeの領分となります。

観客動員数に度々言及(最初のうちは空席があった、国立を4日間やらせてもらうというのは結果(動員や売り上げ)を出したからであり、今後も続けるには結果を出さなければいけない)するのもTeの特徴がよく表れているといえます。また、折に触れて「べき論」を口にするのもそんな彼らしいなと思います。櫻井さんのこのTeの強さが、「周囲の大人たち」に自分たちの活動を認めさせたのだと言えますし、ひいては日本における「アイドルの社会的地位」をも向上させる一因となったのでは…とすら感じます。恐るべし、最速で奪い取る大卒アイドル……

 

Teをよく表すエピソードとして挙げたいものがアラフェス2020のソロ曲の演出についてなのですが、「前回越え」「(T.A.B.O.O.は後輩もよくやってくれているようなので)オリジナルには手が届かない、というのをやっておきたかった」といういわば「(客観的に見て)勝つ」という視座なのが印象的です。

松本さんの記事で既に書いていますが、これに対し松本さん(Fe主機能)は、「前回見たものを良いと思ってファンが投票してくれたのであれば、それに添うために前回と同じものをやろうとした」と語っていたので、主機能による違いが良く見えて興味深いです。

 

このNiを補助に使用するお二人が両輪と呼ばれるのは、松本さん(Fe主機能)だけではグループとしてここまで実績を残せたかわからないし、櫻井さん(Te主機能)だけでは愛される存在とはならなかったかもしれないし、お互いに大きな役割があった…ということを表しているのかもしれないですね!!!!!

 

補助機能:Ni 内向直観 タイトなパイオニア

直観(N)を内向き(i)に使います。物事が「今どうなっているか」ではなく「今後どうなっていくか(物事が時間と共にどのように推移していくか)」を知覚しようとする機能です。

松本さんの記事で説明した機能です。…そう、嵐の両輪はこの機能を共に使用しているのです!松本さんの場合では主機能Feのため、周囲の感情を良い方向に導くには?という機能を補助機能Niが支えていたわけですが、

櫻井さんの場合、主機能Teの補助機能になるので、勝つ(社会的地位を得るなど)ための最善・最短ルートを割り出す、というような使われ方をします。

 

「勝つ」ための作戦として取り入れようとする材料や手法の選択理由が

過去の実績<可能性を秘めていると感じられるかどうか(直観)

なので、Niを持たない人たちからは、その結果が目に見える形で得られるまでは「なにがなんだかわからない」と思われることもあるような、「独特なこだわり」として見られる傾向にあります。Niというのは、Niを優勢に使用しない人々が気付かないような、世界の発展性に気付く機能です。

この未来志向のNiの機能が、ENTJの独特な雰囲気(優秀なのに変にお堅いところがない等…)を作っているわけで、まず最初の分かれ道にて、堅実な道ではなく、芸能界を選んで奮闘する決断にも表れたのではないかと思うのです。

 

アイドルという存在でありながらキャスターを務めて、アイドルの前人未到の地を切り拓いたり、ラップに挑戦したり(Jr時代にも様々な新しい文化を櫻井さんがもたらしたというのもそうですね)、Ni使用者特有の「長期的な視点により可能性を見出す」「既に実績があるかどうかよりも、未来の可能性を信じようとする」機能の印象を強く受けます。

 

…道なき道を切り拓きスターダムに駆け上がったのは想像を絶する努力の賜物でしょうし、もしかしたら知勇兼ね備える彼の必然だったのかもしれないですね。

 

これらのことから、内向直観Niの「未来のビジョン」というのが櫻井さんの芸能活動で非常に重要なカギとなっているのではないかとも思うのです。アイドルである自分ができることを広げられないか?という前人未到の地を踏めないか常に頑張っていると思います。クールアンドソウルで歌ってますね…タイトなパイオニア

 

代替機能:Se 劣等機能:Fi 頑張れば使えます/持ってるけど苦手

目立つポジション×主機能Teというのは本当に相性が抜群なので、あえて苦手なFiを使用しているところというのはほぼ目にすることはないんじゃないかな?と思います。

そもそもFiは内向きの機能なので、使用したとしても外側からはあまりわからないですが……

つまり超レアな櫻井さんのFi(内向感情)なのですが、これを最近観測する機会があったのです。

そう、This is 嵐 LIVE 2020.12.31です!!!!!

 

毎年のコンサートツアーの挨拶では、「泣いてしまうリーダー、安定してしっかりしている櫻井さん」がお馴染みの様子かなと思います。

それが、2020のケツでは、まったく逆の様相を呈していました。

 

櫻井さんがFiを苦手とするのに対し、大野さんはFiが一番得意なので、大野さんは「自分はどう感じているか」を捉えるのが上手です。転じて、櫻井さんは「自分がどう感じているかに重きを置くことが難しい」のです。

2020年12月31日のコンサートを終えてしまったら、嵐として無期限の休止となります。それまでに、各々がいろんなことを感じ、考えて行動してきたと思うのですが、その様々な行動をとるにあたっても、「まず何をする?何を整理する?何を考える?」ということにおいては、メンバーそれぞれ優先順位が違ったということはあると思います。(最終的にすべて完成するとして、です)

憶測にはなってしまいますが、大野さんはFiが得意なので、「休止するにあたって、自分はこう感じている」ということを真っ先に整理していったのではないかと思います。大野さんにとって、自分の本心が何であるか、どう感じているかを正確につかむことはとても得意ですし、大事にしてきたことだからです。

一方櫻井さんは、「休止するにあたって、客観的にどう説明していくか」「嵐の活動をどう位置付けていくか」を重視し、自分が主導するつもりで(きちんと着地させなければならない、とVoyageでも言っていました)取り組んでくれたと思います。その裏で、苦手なFi、「休止ということについて自分の本心ではどう思っているのか」は苦手なため取り掛かり方を迷ったでしょうし、どうしても後回しになってしまったのだろうと思います。

その表れとして、櫻井さんはコンサートの、挨拶も終わった更にその後、皆で手をつないだあとについに…というところで涙を見せています。

最後の最後で、「本当は、このコンサートを終わりたくない(休止するのがつらい…)」という思いが言葉にもできないまま溢れてしまった………そんなふうに思えてなりませんでした。

5×20の、消してしまった「ずっとこうしていたい」という歌詞、消してしまったというところにも、不器用すぎるFiがにじみ出ています。やだ…こっちまで泣きそう…

 

「夢のような時間をどれだけ長く維持するか」というのはおそらく誰に求められるよりも本人の欲求みたいなところがあったのかもしれませんね。それがつまり、櫻井さんのFiなんだろうと…思います。

みんなの夢が自分の夢になったのか、もしかして本当は最初から自分の夢だったのかはわからないですが、劣等機能Fiに向き合って、Te的に信用していいかわからない道を進んだのは大変な葛藤の連続だったのではないでしょうか。

 

なんか憶測で勝手にエモーショナルになってしまいすみませんでした…

まあこういうのもたまには……

J:判断型

松本さん以来にはなりますが、櫻井さんはJ型かなぁと思います。

突発的なお家訪問には対応できないと公言していますし、ガッチガチ!!のルーティーンと、これはJ型としてよろしいかなと思います。プライベートでも分刻みのスケジュール……さすがとしか言いようがありません。

でも、J型でも、知覚がNの場合は、XSXJ(ESTJとか、ISFJとか)よりもだいぶ対応は柔軟な方です。

 

これまで説明してきたことからおわかりかとは思いますが、ENTJ型というのは、指揮官と呼ばれるようなタイプなので、

・感情機能が遠くて怖い印象を与えがち

・リーダー適性がありすぎてENTJ型にはちょっと物申しにくい

という特徴があります。

これは、本人がいくら優秀でも、環境的に理解してもらえなければ一気に孤立してしまうこともあり得る激ヤバスペックなのですが、櫻井さんの場合ここがメンバー同士の絶妙な関係性によっていい方へ転んだ、と言えるのです。ここが面白いところなんですよね…

 

以前の記事で少し触れた「真逆のタイプ」ですが、実は櫻井さん(ENTJ)と大野さん(ISFP)も該当します。

 

櫻井さん:ENTJ(Te-Ni-Se-Fi)

大野さん:ISFP(Fi-Se-Ni-Te)

 

↑機能の取り合わせは同じ、順序が真逆です。

本来的に勝気なタイプの櫻井さんが、真逆のタイプの大野さんをリーダーとして、またそういう役割抜きにしても実力を認めてリスペクトしている…ということにより、櫻井さんの反骨心の矛先をグループ内には向かわせず、グループとして一丸となって進んでいくことができている……と思えるのです。

 

というわけで、5人分全部出揃いました!

 

嵐メンバーの個性、突出している部分、きっと大変だったんだろうなという部分などに思いを馳せるきっかけとなれていれば何よりです。

あくまで私個人の意見、独断と偏見によるものなので、こちらはきっかけ程度に、心理機能って面白いんだな~なんて思っていただければ嬉しいです。

まだ私も勉強中の身ですので、記事は随時アップデートしていきますので、なにとぞよろしくお願いいたします。…なので、当記事を鵜呑みにせず、調べるきかっけにしてもらえるといいなと思います()

 

5人それぞれの個性が爆発しつつ、孤立やどうしようもない衝突もなく、グループとしてまとまりながら時代の中を進んでいく………ずっと目が離せないですね。

 

今後は関係性や、これまで行ったタイプの説明から少し踏み込んだ気質についてなどに触れていければと思います!

扱ってほしい題材や、ご質問などあれば質問箱からお気軽にお願いします。

 

それでは、次回以降の記事でまたお会いしましょう!!!!!